インターネットが欠かせない昨今では、サイバー攻撃から逃れられなくなってきています。標的は企業などの大規模な団体だけのように考える人も多いでが、個人も標的になるのです。スマートフォンやパソコンのデータなどを破壊するだけでなく、金銭に関わることまでサイバー攻撃は多岐にわたります。そこでサイバー攻撃の種類を知っておくことも大切です。まずもっとも代表的なサイバー攻撃がマルウェアで、メールに添付されたファイルやWebページの閲覧中に現れた表示をクリックすることでウイルス感染します。マルウェアにもさまざまなものがありますが、基本は使用者がファイルを開いたり、クリックしたりといったアクションが必要です。
SQLインジェクションは、SQLの脆弱性を利用しています。データベースなどにある個人情報や、クレジットカードの情報を盗み出すサイバー攻撃です。これは個人というより企業が標的になることが多いでしょう。ですが、攻撃を受けて情報漏洩した場合は、当然ですが個人にも被害が及びます。DOSはWebサイトに負荷をかけて妨害する方法です。アクセスが殺到した際にも同じ現象が起こりますが、これを故意に行うことでWebサイトの評価を落とすだけでなく、機会的損失も出します。そのほかにも種類はまだまだあり、さまざまな方法で個人や企業を狙っているのです。防ぎようがないサイバー攻撃もありますが、基本的な対策を行うだけで予防できるサイバー攻撃も少なくありません。